ネズミ対策として人気の「ネズミの見張り番」。
しかし、「置いても全然効かない」「台所に置いたのにまた出てきた…」という声も少なくありません。
実は、ネズミの見張り番が効かないのには明確な理由があります。
ネズミの種類や行動パターン、そして置き場所を間違えるだけで、効果は大きく変わってしまうのです。
この記事では、ネズミの見張り番が効かない原因をわかりやすく解説し、
台所や屋外など場所別の正しい置き方・効果を高めるコツを紹介します。
「せっかく買ったのに意味がなかった」と感じている方も、
この記事を読めば、再びネズミが寄りつかない環境づくりのヒントがきっと見つかります。
ネズミの見張り番が「効かない」と感じる理由とは?
実はネズミの見張り番が効かないと感じる場合には理由があります。
正しく使用すれば、ネズミの見張り番は効果的に使用できるので、ぜひここでご紹介する点に注意して使ってみてくださいね。
ネズミの見張り番が効かないと感じる主な3つの原因
「ネズミの見張り番」を使っても効果を感じにくい人の共通点は、主に次の3つです。
- 設置場所がネズミの通り道からズレている
忌避剤は、においが直接届かないと効果が薄い - 交換時期を過ぎている
見張り番の効果は数週間〜数か月が目安(使用場所により期間に差あり) - においに慣れたネズミがいる
ネズミは学習能力が高く、匂いに慣れてしまう個体もあり。
「ちゃんと置いたのに効果がない…」
そんなときは、設置場所とタイミングを見直すだけで、効果が復活することも多いですよ。
ネズミの見張り番の効果を上げるポイント
ネズミといっても、種類によって行動範囲や習性がまったく違います。
ネズミの見張り番の効果を上げるポイント↓
ネズミの種類の違いによる動きを把握して、それぞれのネズミに効果的な場所に置く
代表的な3種類は以下のような特徴があります。
- クマネズミ:高い場所(天井裏など)を好む
- ドブネズミ:地面・台所・下水周辺を好む
- ハツカネズミ:屋外から簡単に侵入し、狭い隙間にも入る
また、たとえば「効かない」と感じる場合、実は天井裏や外壁のすき間から別の種類のネズミが侵入しているケースもあるのでその点にも注意しましょう。
ネズミの見張り番の使い方や設置環境のミスがないか確認!
台所のシンク下や物陰に置いても、風の流れや湿気で匂いが届かないことがあります。
また、屋外に置く場合は雨や直射日光で成分が揮発してしまい、効果が続かないことも。
置き場所は重要なポイントです。
「嫌な臭いを強く拡散させ、臭いが弱いと感じる場合は、設置する商品の数を増やす」とメーカーが指摘しています。
「見た目の便利さだけで置き場所を決めちゃったかも…」
そんな方は、今すぐ置き場所の環境をチェックしてみましょう。
ネズミの見張り番の正しい置き場所とポイント
ネズミの見張り番には正しい置き場所や置き方など設置のコツがあります!
楽天市場でのネズミの見張り番の商品の購入者の口コミに対して、メーカーから以下のようなコメントが紹介されています。
・嫌な臭いを拡散させること
・「臭いが弱い」「少し空気が流れるような場所」の場合は、設置する商品の数を増やす
では、ここで具体的な場所と事例を一緒に確認していきましょう。
ネズミの見張り番を台所に置くときのコツ
台所はネズミが最も出やすい場所のひとつ。
食べ物や水があり、ネズミが出やすい場所のため、ぜひとも見張り番は効果的に設置したいところです。
- 冷蔵庫の裏やシンク下など、ネズミが通りそうな場所に設置する
- 食器棚の近くなどニオイが移ると困るものの近くには置かない
(害はないがニオイ移りの可能性あり)
「どこに置けばいいの?」と迷ったら、ネズミの糞やかじり跡を目安に置くといいですよ。
ネズミの見張り番は屋外で使える?
ネズミの見張り番は「倉庫・物置・屋根裏」が使用場所とされています。
そのため屋外で使うことは想定されていないようです。
屋外でネズミの忌避剤を使用したい場合は、屋外対応になった製品を選ぶとよいでしょう。
畑や庭で使いたい場合は粒・固形タイプの忌避剤が出ています。
ネズミの見張り番のおすすめ設置例
- 天井裏:ネズミの足音がする場所に複数設置
- 倉庫・物置:段ボールやエサとなるものの周囲に設置
- 玄関・勝手口:侵入口を狙って置く
「家の中だけじゃダメなんですね…」
そうなんです。屋外から侵入するルートを断つことも、同時に行うのがコツです。
ネズミの見張り番の効果を高めるための工夫とは?
ネズミの見張り番の効果は工夫をするとより高めることができます。
ここでは「ネズミの見張り番の効果を高めるための工夫」をお伝えします!
侵入経路を封鎖する
忌避剤だけよりも物理的な対策も組み合わせるのが効果的です。
なぜなら忌避剤はネズミが慣れたらまた戻ってくることがあるからです。
そのため「ネズミの見張り番」を使用すると同時に、ネズミの通り道や穴を金網・パテなどで塞ぐ方法なども一緒に講じるのがオススメです。
- 配管の隙間
- 壁の穴
- 通気口
上記のようなところも意外な侵入口になるのでチェックしておきましょう。
「においで追い出すだけじゃ、また戻ってきちゃうんですね。」
ネズミを「出さない・入れない」両方の対策がポイントです。
清掃・食べ物を管理する
ネズミは匂いに非常に敏感です。
台所や倉庫に食べかす・油汚れ・ペットフードなどが残っていると、すぐに寄ってきます。
ネズミを寄せ付けないことが重要です。
そのため、
- 食材は密閉容器に入れる
- 床・棚の掃除を定期的に行う
- 残り物のニオイ対策を行う
など、清潔な環境を保つことがネズミを遠ざけることで大切なポイントです。
「ネズミの見張り番」と他グッズを併用する
「ネズミの見張り番」との併用でおすすめなのがこちら↓
- 粘着シートなど(ネズミホイホイなど)
- 燻煙タイプ忌避剤(ネズミ一発退場など)
「ネズミの見張り番」でも効かない場合の最終手段
「ネズミの見張り番」を使用しても、環境や条件などで場合によっては効かないこともあるかもしれません。
ネズミの侵入口を特定したり、追い出したあとにその侵入口を塞ぐなどの作業も同時に必要なため、「忌避剤を試したけどあまり効いていない」ケースも起こりえます。
また「自分でやるのは自信がない」というケースもありますね。
そんな場合、プロに頼むのも方法の一つです。
ではどんなときにプロに頼むとよいのか、見極め等についてみいていきましょう。
専門業者に依頼するタイミングの目安
次のようなサインが出ているなら、プロに相談すべきタイミングです。
- ネズミの侵入口がわからない
- 糞が増えてきた
- 自力でのネズミの死骸の処理が難しい
「自分ではもう限界かも…」
そう感じたら、早めに駆除業者へ。放置すると被害が拡大します。
駆除サービスを選ぶときの注意点
- 「見積り無料」でも出張費がかかる場合がある
- 保証期間や再発対応の有無をチェック
- 実績や口コミを確認して選ぶ
価格だけでなく、「アフターケア」や「侵入経路の対策」まで行ってくれる業者を選ぶと安心です。
まずは業者のホームページや実際の口コミを確認して安心できるところに連絡しましょう。
問い合わせる際には「明確な料金か」「丁寧な対応か」「わからないことにはしっかり答えが返ってくる」かなどもチェックしましょう。
ネズミの見張り番が効かない?理由と置き場所・効果を高めるコツを徹底解説!:まとめ
ネズミの見張り番が効かないと感じる原因の多くは、設置場所や使い方のズレにある場合も。
台所・屋外・天井裏など、ネズミの通り道を意識して置くだけで、効果はグッと変わります。
さらに、掃除・食品管理・侵入口の封鎖など、環境を整えることも忘れずに。
忌避剤だけに頼らず、複合的な対策を取ることで、再発をしっかり防げます!
「自分でやるのが大変」もしくは「自分でやるのはきちんとできるか不安」なときは業者に頼る方法もあるので、無料で見積もりを出してもらって検討するとよいですよ。
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