「ブラックキャップを置いたら、逆にゴキブリが寄ってくるの？」と心配になる人が多いようです。
結論から言うと、ブラックキャップは「寄せて、駆除する」タイプのベイト剤だから。
つまり、寄ってくるのは「効いている証拠」。
でも寄ってくるのは一定の距離のみです！
この記事では、「ブラックキャップで寄ってくる範囲」と「正しい設置場所・使い方」を、専門的にわかりやすく解説します。
この記事を読めば、もう「逆効果」と感じることはなくなるはずですよ。
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ブラックキャップのゴキブリが寄ってくる範囲は？
ブラックキャップで誘引されるのは薬剤から半径1～2m程度
ブラックキャップは、ゴキブリが好む匂いや成分でおびき寄せる（誘引）ことで餌を食べさせ、内部に殺虫成分を浸透させて巣ごと駆除するベイト剤です。
そのため「寄ってくるように感じる」のは、実際には正常な反応なんです。
「えっ、それってむしろ怖い…寄せてるってことですよね？」
たしかに聞こえは怖いですが、誘引範囲はごく狭く、せいぜい数メートル程度です。
誘引されるのは遠くても、薬剤から半径1～2m程度です。
アース製薬公式サイトより引用
ブラックキャップの効果は？
ブラックキャップに含まれる成分は、メスやそのメスの卵、幼虫にも効果があります。
そのため巣ごと根絶できる構造になっています。
この「呼ぶ力」こそが、他の殺虫剤にはないベイト剤の強みです。
駆除するために直接ゴキブリを見たくない人には適していますよ。
他にもブラックキャップがオススメの人を次でご紹介しますね。
ブラックキャップがおすすめな人は？
ゴキブリの死骸を見たくない人
ゴキブリをとにかく早く駆除したい人
ゴキブリの巣ごと根絶したい人
ゴキブリ駆除のブラックキャップがオススメの人は上の3つに該当する人です。
ブラックキャップの特徴と合わせて順に詳しく解説しますね。
ゴキブリの死骸を見たくない人
普段生息している巣の中で死ぬことが多く、死骸が目につくことはあまりありません。
そのため、ゴキブリの死骸を見たくない人にオススメ。
また、屋外に設置した場合は、ほとんどが屋外で死にますよ。
フィプロニルは神経系に作用するため、摂食後数時間から１日位でゴキブリが死にます*が、普段生息している巣の中で死ぬことが多く、死骸が目につくことはあまりありません。屋外に設置した場合は、ほとんどが屋外で死にます。
アース製薬公式サイトより引用
ゴキブリをとにかく早く駆除したい人
ブラックキャップは効果が効き目が現れるのが早いです。
とにかく早くゴキブリの駆除をしたい人にオススメです。
クロゴキブリは１日位で、チャバネゴキブリは５時間位で死にます。
アース製薬公式サイトより引用
ゴキブリの巣ごと根絶したい人
ブラックキャップは、
有効成分フィプロニルを含む餌をゴキブリに食べさせる
↓
巣に持ち帰らせて仲間や卵を持つメスなど巣ごと退治
ブラックキャップ波及する「連鎖駆除」が可能なので、巣ごと丸ごと駆除したい場合にオススメですよ。
ブラックキャップの屋外での正しい使用方法
ブラックキャップの使用場所
屋外に置く場合は、ベランダや玄関前など外壁沿いに設置します。
ただし、家の中に通じるドアや窓の近くには置かないこと。
外から侵入するきっかけを作ってしまう可能性があるからです。
外に置くなら屋外用を使用しましょう。
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ブラックキャップの設置数と交換タイミングの目安
1部屋（6畳）あたり1〜2個が目安。
使用期間は約1年です。
ですが、古いものを放置すると誘引効果が落ちるので、使用環境によっては早めに交換しましょう。
使用環境によっては、ほこりを被ったり吸湿したりして、誘引性や摂食性が悪くなることも考えられます。その場合は１年以内でも交換してください。
アース製薬公式サイトより引
ブラックキャップは寄ってくる？ゴキブリへの効果やオススメの人を徹底調査！まとめ
ブラックキャップは「ゴキブリを呼ぶ」というより、「おびき出して駆除」します。
寄ってくるように見えるのは、効いている証拠。
ブラックキャップは巣ごと根絶できる頼もしい味方になります。
「ごきぶりが集まりそうで怖いから置かない」ではなく、「正しく置いて安心する」。
この意識で使えば、ブラックキャップはあなたの家を守る最強のパートナーになりますよ。
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